中学保健体育(体育実技)
単元15: ソフトボール
ソフトボールは、野球に非常によく似たベースボール型のスポーツですが、ボールの大きさやピッチャーの投球方法、ベース間の距離など複数の違いがあります。ここでは、9人のポジション、ソフトボール特有のルール(ウインドミル投法や離塁禁止)、そしてテストによく出る戦術用語を整理します。
1. ポジションと試合開始
ソフトボールの守備位置とベース配置
- 人数:1チーム9人で守備・攻撃を行います。
- 攻守交代:攻撃側の3人がアウトになると攻守交代します。
- 開始の合図:主審(球審)が「プレイボール」と告げて試合を開始します。
- 守備位置(ポジション):
- 内野手(6人):投手(ピッチャー)、捕手(キャッチャー)、1塁手(ファースト)、2塁手(セカンド)、3塁手(サード)、および遊撃手(ショート)。
- 外野手(3人):左翼手(レフト)、中堅手(センター)、右翼手(ライト)。
2. ストライクゾーンと投球
ソフトボール特有のウインドミル投法
- ストライクゾーンの範囲:
- 上限:打者のわきの下(みぞおち)。
- 下限:打者の膝の皿の底部(膝の下)。この範囲を通過したボールがストライクとなります。
- 投球方法:
- ウインドミル投法:ピッチャーが腕を風車(ウインドミル)のようにぐるりと1回転させて下から投げる、最も代表的な投球方法。
- 投球距離:ピッチャーからキャッチャーまでの距離は、野球と比べて短いです。
- チェンジアップ:腕の振りは同じままで、意図的に球速を遅くして打者のタイミングを外す変化球。
- スローピッチソフトボール:ピッチャーが緩い山なりのボールを投げなければならない、初心者向けなどの独自ルールで行う種目。
3. ソフトボール特有のルール
交錯を防ぐ一塁ダブルベースのルール
野球とのルールの最大の違いとして、テストで頻繁に出題される項目です。
- 離塁アウト(リードアウト):ソフトボールでは、ピッチャーの手からボールが離れる前に、ランナーが塁から足を進める(離れる)ことが禁止されています。離れてしまった場合は反則によるアウトとなります(リードの禁止)。
- タイブレーク(タイブレーカー):試合が同点のまま延長戦に入った際、早期に決着をつけるため、あらかじめランナー(通常は前イニングの最終打者)を2塁に置いた状態でイニングを開始する制度。
- インフィールドフライ:ノーアウトまたはワンアウトでランナーが1・2塁(または満塁)のとき、打者が内野フライを打ち上げた場合、野手がわざと落球してダブルプレー(2アウト)を狙うのを防ぐために、審判の宣告によって打者がその場でアウトになるルール。
4. その他用語
体を正面において確実に両手で捕球する
- ゴロ:打者が打った、地面を転がる打球のこと(空中に上がる打球はフライ)。
- ダブルプレー(併殺):守備側が一連のプレーで連続して2つのアウトを取ること。
🔥 定期テスト対策・暗記のコツ
① 投手の投げ方「ウインドミル」
腕を1回転させて下から投げる投法は「ウインドミル投法」です。この言葉は記述やカタカナ指定の穴埋めで100%狙われます。
② ソフトボールは「リード禁止(離塁アウト)」
野球のようにピッチャーの投球前にランナーが塁から離れる(リードする)ことはできません。ピッチャーの手からボールが離れる前に離れると「離塁アウト(リードアウト)」になる点は、野球との違いとして超頻出です。
③ タイブレークとインフィールドフライ
「あらかじめ走者を置いてイニングを始める ➔ タイブレーク」、「野手のわざと落球を防ぐための打者アウト ➔ インフィールドフライ」。どちらもルールの深い理解を問う記述問題で出題されやすい専門用語です。