中学保健体育(体育実技)
単元16: 卓球
卓球(テーブルテニス)は、中央にネットが張られた卓球台を挟み、ラケットでセルロイド製またはプラスチック製のボールを打ち合う、ネット型の代表的なスポーツです。ここでは、テストに出やすいラケットの握り方、打球にかかる回転の種類、そしてゲームの得点ルールについて整理します。
1. ラケットの握り方(グリップ)
シェークハンドとペンホルダーの握り方
卓球のラケットには大きく分けて2種類の握り方があります。テストでは持ち方の説明から名称を答えさせたり、特徴の対比が問われます。
- シェークハンドグリップ:ラケットのグリップを「握手(シェークハンド)」するように握る持ち方。
- 具体的な握り方:親指と人差し指でブレード(平らな面)を軽く挟み、人差し指をラケットの裏に伸ばし、他の指で柄を包むように握ります。
- 特徴:フォアハンドとバックハンドの両方が打ちやすく、現代の主流の握り方です。
- ペンホルダーグリップ:ラケットの柄を「ペンを持つ」ように握る持ち方。
- 具体的な握り方:親指と人差し指でラケットの柄を根本から挟み込み、残りの指をラケットの裏側に軽く曲げるか伸ばして添えます。
- 特徴:ラケットの片面のみを使い、フォアハンドの強い打球に適していますが、バックハンドのカバー範囲が狭めです。
2. 打球の種類とボールの回転
ドライブ(前進回転)やカット(後退回転)の性質
卓球はボールの回転(スピン)の制御が非常に重要なスポーツです。回転の方向と打ち方の名称を一致させましょう。
| 打球・打ち方 | ボールにかかる回転 | 特徴と効果 |
|---|---|---|
| ドライブ | 強い前回転(上回転) | ボールが手元で急激に沈み、バウンド後に相手コートで低く伸びるため、攻撃的なラリーに使われます。 |
| カット | 強い後退回転(下回転) | 台から少し離れた位置から、ボールを切るように下向きに滑らせて打ち返す守備的な打法。相手が打ち返すとネットにかかりやすくなります。 |
| スマッシュ | (回転は少ない) | 相手が打ち上げてきた高いボールを、ラケットで力強く叩き込む強力な決定打。 |
3. 卓球の公式得点ルール
交互に打球するダブルスのルールとサービス
ルール変更が過去にあったため、現在の公式得点ルールを正しく覚えておく必要があります。
- ゲームの勝敗基準:1ゲームは11点を先取したプレイヤーが勝ちとなります。
- ※ポイントが「10対10」になった場合(デュース)は、どちらかが先に2点差をつけるまでゲームが続きます。
- サービスの交代ルール:サービス(サーブ)は、両者の得点の合計が2本(2点)ごとに交代します。
- ※デュースになった場合は、1本ごとに交互にサーブを打ちます。
🔥 定期テスト対策・暗記のコツ
① ラケットの握り方の見分け方
「握手をするように ➔ シェークハンド」、「ペンを持つように ➔ ペンホルダー」。実技問題でのラケット選択や写真・イラスト判別問題でも頻出です。
② 回転と打球名のペア
「前回転(上回転) ➔ ドライブ」、「後退回転(下回転) ➔ カット」です。特にカットは「カット主体の守備型選手(カットマン)」という言葉があるように、バックスピンで相手のミスを誘う戦術です。
③ 1ゲームは11点、サーブは2点交代
「1ゲーム ➔ 11点先取」、「サーブ交代 ➔ 合計2点ごと」。バドミントン(21点)やバレーボール(25点)など他の競技と数字が異なるので、混同しないように暗記しましょう。