中学保健体育(体育実技)
単元12: サッカー
サッカーは、ゴールキーパーを含む11人の選手からなる2つのチームが、手を使わずに足や頭などでボールを扱い、相手ゴールに得点を入れることを競い合うグローバルな球技です。ここでは、テストに出やすいキックの種類、ピッチの各エリアの名称、そして主要なルールを整理します。
1. サッカーの基本技術
軸足を置いて正確に蹴り出すインステップキック
- ドリブル:ボールを足元でコントロールしながら移動させる技術。
- タックル:相手が持っているボールを足で奪ったり、スライディングして蹴り出したりする守備技術。
① キックの種類と特徴
ボールを蹴る足の部位によって、キックの目的が異なります。テストでは部位の図解や用途の穴埋めがよく出ます。
| キックの名前 | ボールを当てる部位 | 特徴と主な用途 |
|---|---|---|
| インサイドキック | 足の内側(土踏まずのあたり) | ボールを当てる面積が最も広く、狙ったところに正確に蹴りやすいため、短いパス(ショートパス)に最適です。 |
| インステップキック | 足の甲(靴のひもの部分) | ミートさせやすく強い力をボールに伝えられるため、シュートやロングキックに使われます。 |
| アウトサイドキック | 足の外側(小指のあたり) | 走っている最中に体勢を変えずに、素早くパスやクロスを送るときに使います。 |
2. サッカーピッチ(コート)の名称
11人制のポジション配置とピッチサイズ
- タッチライン:ピッチの長い方の境界線(横の線)。ボールがここから出た場合はスローインになります。
- ゴールライン:ピッチの短い方の境界線(縦の線、ゴールがある側)。
- ペナルティエリア:ゴールの前に設置された大きな四角いエリア。このエリア内でのみ、ゴールキーパーは手(腕)でボールを扱うことができます。
- コーナーアーク:ピッチの四隅にある、コーナーキックを蹴るための扇形の区域(半径1m)。
3. 主要なゲームルールと再開方法
オフサイドやファウルによるフリーキック
① プレイの開始と再開
- キックオフ:前後半の開始時、および得点が入った後に、ピッチの中央(センターマーク)からボールを蹴ってプレイをスタートする方法。
- スローイン:ボールがタッチラインから外に出たとき、最後に触れた選手の相手チームがプレイを再開する方法。両手でボールを持ち、頭の上(頭頂部)を通って投げ入れなければなりません。
- ペナルティキック(PK):守備側の選手が、自陣のペナルティエリア内で意図的なハンドリング(手で触る)や不当なファウルを犯した場合に、攻撃側に与えられるペナルティースロー(1対1のシュートチャンス)。
② ゴール(得点)の判定基準
ボールがゴールに入ったかどうかは、厳しい判定基準があります。
地上・空中に関わらず、ボール全体がゴールラインを完全に越えたとき
※ボールの一部でもゴールラインの垂直線上にかかっている場合は、ゴール(得点)とは認められません。
🔥 定期テスト対策・暗記のコツ
① ショートパスは「インサイドキック」
テストで「土踏まずで当てる」「短いパスを正確に出す」というキーワードがあれば、必ず「インサイドキック」と答えましょう。
② ゴール判定の「ボール全体が完全に」
「ボールの半分がラインを越えたら得点である」は×。ボールの「全体(すべて)」が「完全に」ゴールラインを越える必要があります。この判定基準は記述での解答を求められやすい箇所です。
③ スローインのフォーム違反
スローインは「両手で」「頭の後ろから頭上を通して」投げるのがルールです。片手で投げたり、足が浮いていたりするとファウルスローになり、相手ボールに変わります。