目次へ戻る

社会 the Web教科書

日本地理 | 定期テスト対策&高校受験の基礎固め

10. 地形図の読み方と野外調査

地理の学習において、実際の土地の様子を縮小して正確に表した「地形図」を読み取るスキルは、テストや入試で必ず出題される超重要項目です。等高線の見方、縮尺による距離の計算、主要な地図記号の覚え方、そして地域を調べる野外調査(フィールドワーク)の手順と統計地図(主題図・ドットマップ)の活用までを網羅して解説します!

1. 地形図の基本ルールと「縮尺」の計算

地形図は、国土地理院が発行する、土地の起伏や高低、道路、建物などの土地利用の状況を詳しく表した地図です。

地形図

図1:国土地理院が発行する正確な「地形図」の例

2. 等高線(とうこうせん)と地形の読み取り

海面からの高さが同じ地点を結んだ線のことを「等高線」と呼びます。これを見ることで、大地の傾斜や起伏(尾根と谷など)が分かります。

等高線と傾斜

図2:等高線の間隔が狭い場所は斜面が急で、広い場所は緩やかです

3. テストに出る!主要な「地図記号」

地図記号は、建物や土地の利用状況を記号化したものです。テストで非常によく狙われる重要記号を整理しておきましょう。

三角点

図3:測量の基準となる「三角点」の地図記号(▲の中に・)

4. 地域を調査する手順と方法

身の回りの地域や課題を調査する学習活動の手順と手法です。

野外調査(フィールドワーク)

図4:実際に現地を訪れて観察や聞き取りを行う「野外調査(フィールドワーク)」

5. 主題図(しゅだいず)とドットマップ

一般的な地形図(一般図)に対して、目的を持った特別な地図が使われます。

🔥 定期テスト対策・暗記のコツ

① 縮尺による実際の距離の計算(計算必須!)
「地図上の4cmは、実際の距離で何m(何km)か?」という計算問題の解き方を覚えましょう!
2万5千分の1の場合:4cm × 25,000 = 100,000cm ➔ 1,000m ➔ 1km
5万分の1の場合:4cm × 50,000 = 200,000cm ➔ 2,000m ➔ 2km
※「cmのゼロを5つ消すとkmになる(1km = 100,000cm)」と覚えると一発で変換できます!

② 主曲線の間隔の暗記(超重要!)
「2万5千分の1の地形図の等高線の間隔は?」と聞かれたら、「10メートル」、「5万分の1」なら「20メートル」と即答できるように暗記してください。太い線(計曲線)は、それぞれの5倍(50mごと、100mごと)になります。

③ 地図記号の引っかけ問題対策
「市役所=◎」「小中学校=文」「警察署=Ⓧ(交番は×)」「消防署=(Yのようなマーク)」など、似ている記号(特に警察署と交番の違いなど)はテストで引っかけて出題されやすいです!

単元一覧へ戻る